伊那谷アグリイノベーション推進機構総会
伊那谷の産学官が連携して、地域の農林畜産業などで新たな産業創出を目指す伊那谷アグリイノベーション推進機構の総会が開かれ、食品と健康をテーマにしたシンポジウムの開催などの今年度の事業が5月19日に承認されました。
南箕輪村の信州大学農学部で開かれた総会には産学官の関係者およそ35人が出席しました。
伊那谷アグリイノベーション推進機構には、現在62の企業や自治体、個人などの会員が加入しています。
総会では今年度の事業計画など4議案が承認されました。
このうち、長野県の特長である健康・長寿の強みを活かした新たな産業創出のため「食品と健康」をテーマにしたシンポジウムを7月頃開催するとしています。
また、重点課題として薬草・薬木、スマート農林業、菌類など6つの勉強会を行い、それぞれの産業化を検討していくとしています。
また、伊那谷地域の教育研究機関と企業や自治体のマッチングをすすめるとしています。