消防救助技術大会に向け　訓練の成果披露

上伊那広域消防本部の救助隊員は、６月１８日に長野市で開かれる消防救助技術大会に向けた訓練の成果を１０日、消防長に披露しました。
箕輪町の箕輪消防署では、ロープを使った渡過(とか)訓練と救助訓練を、上伊那広域消防本部の柿木(かきのき)淳一(じゅんいち)消防長に披露しました。
渡過訓練は、水平に張られた２０メートルのロープを往復して渡る綱渡り訓練です。
救助訓練は、火災ビルの屋上や河川の中州に取り残された人を救出するものです。

ほかに、伊那市高遠町の高遠消防署では、ほふく救出訓練が行われました。
ほふく救出訓練は、空気呼吸器を着けた隊員が、地下など狭い場所で煙に巻かれた人を救出するものです。
長野県消防救助技術大会は、６月１８日に長野市の長野県消防学校で開かれます。
上伊那広域消防本部からは、救助技術５種目に１６人が出場することになっていて、上位に入れば関東大会に進むことができるということです。