ユウキ食品伊那工場 起工式
伊那市が企業誘致した調味料などの販売・製造を行う東京都のユウキ食品株式会社の伊那工場の起工式が11日、行われました。
起工式には、ユウキ食品株式会社や市の職員などおよそ20人が出席しました。
伊那工場は、小黒川スマートICから400mほど西側にある小黒原産業適地に建設されます。
ユウキ食品は、1974年に東京都で創業し調味料やドレッシングなど800種類を超える商品を製造・販売しています。
コロナ禍で家庭で過ごす時間が増え需要が高まっていることから生産体制を拡大しようと伊那市に進出を決めました。
工場は国内に、協力工場を含めて7か所あり、伊那工場は県内3か所目です。
建物は、鉄骨4階建て、延べ床面積は2260平方メートル、総事業費は22億円となっています。
伊那工場では顆粒スープを製造する計画で、来年7月の完成を予定しています。
起工式に出席した、田中秀和社長は「豊富できれいな水が進出の決め手になった。景観に配慮した建物にして見学も受け入れていきたい」と話していました。