高遠町内の3小中学校 市営の屋内プールで授業
伊那市高遠町の高遠北小学校の児童は、高遠スポーツ公園プールで初めての水泳の授業を20日に行いました。
20日は、高遠北小の児童が今年度初めて屋内プールでの授業を行いました。
午前中は、1~2年生21人が市が用意したバス2台に分乗し、15分ほどかけてスポーツ公園プールに移動しました。
プールに着くと、担任から注意事項を聞き、早速水の中に入っていました。
伊那市教育委員会によると、高遠北小と高遠小、高遠中学校のプールは、ろ過機の故障や漏水、プールサイドの補修などでそれぞれ数百万円単位の修繕が必要となっているということです。
そこで今年度試験的にスポーツ公園プールを活用して授業を行うことにしました。
低学年用に高さ40センチのプールフロアを8枚設置し、24平方メートルの広さで水に慣れる練習をしていました。
伊那地域の20日の最高気温は、31度と真夏日となりました。
日差しが強すぎたり雨が降った場合は水泳の授業ができないことから、屋内プールは天候や気温に左右されず安定的に授業が行える利点があるということです。
プールの授業は、夏休み期間を除いて8月末まで行うということです。
市教育委員会では、検証結果を踏まえ今後市内の小中学校の水泳の授業の効率的なやり方を検討していくとしています。