公衆衛生専門学校伊那校卒業式
伊那市の県公衆衛生専門学校伊那校(校長・渡辺庸子伊那保健所長)で8日、05年度卒業式があった。社会への一歩を踏み出す卒業生18人が、さまざまな思い出を胸に卒業証書を受け取った。
渡辺校長は「日々進歩する歯科医療の技術を2年間で習得することは大変だったと思う。それぞれの分野で専門性が求められており、学校で学んだことを基礎に探求の姿勢を持ち、成長していってほしい」と激励した。
卒業生代表の山下晶子さんは「今まで以上にさまざまな状況に遭遇すると思うが、学校での思い出を胸に目標とする歯科衛生士に近づきたい」と語った。
卒業生18人の半数は上伊那の出身。全ての卒業生が県内で就職することが内定しており、それぞれの地元に帰るケースが大半だという。
国家試験の合格発表は25日。