木下五郎さん 彫鍛作品展
駒ヶ根市在住の彫鍛金作家、木下五郎さんの作品展が、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで3日から開かれています。
会場には、木下さんの作風が固まってきた1998年から近作までの40点が展示されています。
木下さんの作品「彫鍛金」は金属を彫る「彫金」と、叩いて形を作る「鍛金」の2つの技法が使われています。
金属の持つ独特の色をどう発色させ作品として表現するかを大切にしているということです。
こちらの作品は、2019年から現在製作途中の「羅盈」です。
大自然のエネルギーが連なっている様子を表現しています。
7枚で構成され、あと1枚は今年に完成予定です。
木下さんは「金属表現の多様性をぜひ見て欲しい」と話していました。
この展示会は今年3月に伊那食品工業施設内にオープンした複合商業施設「モンテリイナ」のオープン記念として開かれました。
木下さんの展示会は、かんてんぱぱ西ホールで18日まで開かれています。