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西春近南小児童が遺跡見学

西春近南小児童が遺跡見学

伊那市の西春近南小学校の6年生は学校近くにある遺跡の発掘現場を6月27日に見学しました。
6月27日は6年生児童16人が西春近南小学校遺跡を訪れ、伊那市創造館の学芸員 (はま)慎一(しんいち)さんから説明を受けました。
今回の調査は伊那市教育委員会が5月から住宅建設に伴う事前発掘調査として行っているもので、新たに古墳時代や奈良・平安時代の住居跡と高床倉庫の合わせて6軒が発見されました。
この付近では令和元年に古墳時代の住居跡が1軒見つかっていて、今回の調査で新たに2軒見つかったことから、1,500年前から集落が広がっていたと考えられています。
また、複数の穴が見つかっていて、物を保管するのに使われていた高床倉庫の柱が立っていたことが分かったということです。
見学会ではこれまでに出土した縄文時代から奈良・平安時代の土器や壺なども展示されました。
調査は7月中旬まで行われるということです。
 

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