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暑中信州寒晒蕎麦  奉納祈願祭

将軍家献上から300年

暑中信州寒晒蕎麦  奉納祈願祭

江戸時代、高遠藩が将軍家に寒晒()蕎麦()の献上を始めてから今年が300年の節目の年となることを記念し、伊那市高遠町の高遠閣で奉納祈願祭が8日行われました。
祈願祭は、高遠町内のそば店などでつくる高遠そば組合が企画したもので関係者や一般など60人が出席しました。
祈願祭では、そばの豊作を願う神事が行われ、その後、そば店店主3人が奉納する「そば」を打ちました。
3人が「こね」「のし」「きり」を順番に担当して行いました。
寒晒蕎麦は、そばの実を小寒から立春までの間川に浸し、寒風にさらして乾かします。
極寒の川に浸け、寒風にさらす事で、あくが抜け、甘味と粘りが増すという事です。
奉納を終えると、会場の出席者に打ち立てのそばが振る舞われました。
高遠そば組合では、10日に東京新宿区を訪れ、高遠藩藩主だった内藤家17代目当主の内藤()()さんに寒晒蕎麦を献上する予定です。
高遠そば組合では、寒晒蕎麦が将軍家に献上され、今年で300年を迎えた事から、この節目を記念し祈願祭を行いました。
 

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