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内藤家 現当主に寒晒蕎麦を献上  

内藤家 現当主に寒晒蕎麦を献上  

 伊那市の信州そば発祥の地 伊那そば振興会は、東京都を訪れ、高遠藩主だった内藤家の当主に、暑中信州寒晒蕎麦を献上しました。
 10日は、信州そば発祥の地 伊那そば振興会の飯島(いいじま) (すすむ)会長が白装束に身を包み、内藤家17代当主の内藤(ないとう) (より)(よし)さんと、次期当主の(より)(かつ)さんに寒晒蕎麦を渡しました。
 献上式は、内藤家の屋敷があった新宿御苑近くの四谷区民ホールで行われました。
 内藤家の二人は、寒晒蕎麦をじっくりと味わっていました。
 江戸時代・8代将軍徳川(とくがわ)吉宗(よしむね)の時代に、高遠藩主2代目当主の内藤頼(ないとう より)(のり)が、暑中のご機嫌伺いとして、寒晒蕎麦の献上を始めてから、今年、300年の節目の年となりました。
 その記念の年に、内藤藩主の子孫にそばを味わってもらいたいと、そばの献上式が行われました。
 寒晒蕎麦は小寒から立春まで川の水に実を浸し、寒風で乾かす昔ながらの方法で作られています。
 高遠での寒晒蕎麦の復活の取り組みは2000年から始まり、そのきっかけは山形県にありました。
 高遠藩主・保科正之(ほしなまさゆき)が転封したことで高遠から山形に伝わった寒晒の技法を、山形では一足先に復活させていました。
 高遠での復活のきっかけとなった山形県の工藤(くどう) 一夫(かずお)さんも献上式にかけつけました。
 無事に献上することができ、伊那そば振興会の飯島会長は安堵した様子でした。
 寒晒蕎麦は、高遠町の7軒のそば店で23日から提供が始まります。
 

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