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新市「伊那市」誕生で消防団も新組織に

機能分団制などを導入

 伊那市消防団は31日、新市誕生と共に新たに発足。高遠町、長谷村の団員を合わせた定員1156人(合併以前と同じ)の新組織となる。幹部は団長1人、副団長4人、分団長19人竏窒ネどが選出される。
 新しい制度として、特定の活動や役割のみに参加する機能分団体制を導入。現在の伊那市消防音楽隊を団員に格上げし、団員の少ない長谷地区に地元消防団経験者でつくる「OB分団」(村内の火災のみ出動)を組み入れる。
 伊那地区8分団、高遠地区5分団、長谷地区2分団(OB分団含む)の計15分団の構成。各分団名は以前の数字表示から地域名称に変更される。

現組織では最後 新任幹部が合宿訓練

 伊那市消防団の新任幹部合宿訓練が4、5日の両日、西箕輪小学校体育館などであった。全8分団の幹部(部長以上)の引き継ぎを兼ねた恒例で、新旧幹部57人が参加。今年度で退任する幹部が新任幹部らに分列行進や通常点検方法などの規律を教えた。
 両日とも2時間半ほどの訓練を開いた。時折、厳しい口調の注意が館内に響くこともあったが、団員らは団活動を円滑に進めるための指導力を高めるため、真剣な面持ちで望んでいた。
 田畑安彦団長は「新年度から基本的な動作を覚え、4月からは幹部として団員を統率できるよう学んでほしい」とあいさつした。
真剣な面持ちで厳しい訓練に取り組む幹部ら

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