伊那西高校キャリアフェス
伊那市の伊那西高校は、地元の企業から話を聞くキャリアフェスを12日開きました。
キャリアフェスには、上伊那を中心に製造業やサービス業など、33の企業や団体がブースを出展し、生徒たちに仕事の内容などを紹介しました。
このうち、株式会社ニシザワのブースでは、伊那西高校を卒業した社員が「様々な仕事を任せてもらえるよう頑張っている」などと話していました。
また今回は初めてキャリアコンサルタントによる相談ブースも設けられ、生徒たちにアドバイスを送っていました。
キャリアフェスは、上伊那の産学官の団体で作る上伊那郷土愛プロジェクトの協力で伊那西高校が開いたものです。
これまでは就職希望の生徒のみでしたが、今回から進学希望も含む全校生徒約400人が参加しました。
県外に進学した女性のUターン率向上につなげる狙いもあります。
伊那西高校では、今年度の卒業予定者130人のうち、就職希望は15人で、減少傾向だということです。
伊那西高校では「地元の企業を知ってもらい、上伊那での就職を考えるきっかけにしてほしい」と話していました。