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寒ざらしそば提供始まる

寒ざらしそば提供始まる

 土用の丑には鰻ではなくそばを食べようと寒ざらしそばの提供が23日から始まりました。
伊那市の高遠町内の7店舗のそば店では、江戸時代、高遠藩から将軍家に献上されていたとされる寒ざらしそばの提供が始まりました。
このうち華留(ける)()では、昼時になると訪れた人たちが寒ざらしそばを注文し味わっていました。
高遠そば組合では今年、土用の丑の日に、伊那では寒ざらしそばを食べる新しい風習を根付かせようと23日から提供を始めました。
寒ざらしそばは、そばの実を小寒から立春まで川に浸し、寒風にさらして乾かすものです。
それにより甘みが増し、保存性が高まるということです。
今年は、江戸時代に高遠藩が将軍家に寒ざらしそばを献上し始めてから300年になります。
華留運では、23日20食を用意し、昼の12時には完売となりました。
寒ざらしそばの提供は壱刻(いっこく)・ますや・華留運・(べに)さくら・七めん亭・紅葉軒・きし野の高遠町内7店舗で行われています。
各店舗150食限定で、価格は全店共通1人前1200円です。

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