伊那市中央の洋画家 奥村憲さんの個展
伊那市中央の洋画家奥村憲さんの個展が、坂下のアートギャラリーミヤマで開かれています。
会場には、奥村さんが絵を描き始めたころの初期のものから近作まで、45点が展示されています。
現在80歳の奥村さんは、22歳の時にサラリーマンとして会社勤めをしながら絵を描き始めました。
現在市内で水彩画やパステル画などの教室で講師を務めています。
今回の個展は、80歳の節目を迎え、これまでどのような作品を手掛けてきたか見てもらおうと開いたものです。
こちらは、今回出品した最も古い作品で、絵をはじめて4年ほどたったころの作品です。
この頃は、当時師事していた画家の影響を受けていましたが、次第に自分らしさを表現できるようになっていったと話いうことです。
この作品は、クルミの皮を発酵させてできた液体を使って描いた作品で、自然な色合いが楽しめるということです。
奥村さんの個展は、31日(日)まで開かれています。