伊那谷三市議会 議員が合同研修
伊那市と駒ヶ根市、飯田市の3つの市議会で作る、伊那谷三市議会連絡協議会の合同研修会が、伊那市役所で22日に開かれました。
この日は、伊那市と駒ヶ根市、飯田市の市議会議員などおよそ70人が参加しました。
研修会では、伊那市富県で製品の設計開発を行う、有限会社スワニーの橋爪良博社長が、伊那中央病院、伊那食品工業株式会社と共同開発した臓器モデルについて話しました。
こちらが肝臓の臓器モデルで、スワニーが伊那中央病院からのデータをもとに3Dプリンタで血管や臓器の型を作り、その型に伊那食品工業が開発した植物性のゲルを流し込むことで、人間の臓器に近いものができるようになったということです。
橋爪社長は「地域の中で協力し、今後もものづくりを通して課題解決をしていきたい」と話していました。
研修会は、伊那谷三市議会連絡協議会が、それぞれの地域で共通する課題などについて調査・研究をすることで伊那谷の振興をはかろうと毎年開いていて、新型コロナの影響で3年ぶりとなりました。