経営講座「やがてインドの時代が始まる」
駒ケ根市は9日、05年度の第5回経営講座を駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。講座の年間会員企業から約20人が参加し、インド専門の調査事務所ジュガルバンディ代表の小島卓さんによる講演「やがてインドの時代が始まる」を聞いた。
年間100日はインドに滞在するという小島さんは「インドは貧しく、文明が遅れていて危険な国竏窒ニいう先入観を多くの日本人が持っているが、必ずしも正しくない」として、豊富な現地経験に基づいたさまざまな論拠を挙げてインドの現状を分かりやすく説明=写真。その上で「今、日本企業の進出先は中国一辺倒だが、もう一歩踏み込んでインドを見てみると新たなビジネスチャンスが必ず発見できるはず」と話した。