広島原爆の日 核の無い世界へ
1945年(昭和20年)8月6日に広島に原爆が投下されてから6日で77年となりました。伊那市山寺の丸山公園では、核兵器廃絶を訴える平和のつどいが開かれました。
原爆投下時刻の午前8時15分にサイレンが鳴らされると、参列者が黙祷を捧げました。
集いは、「非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会」が行ったもので、およそ40人が参加しました。
伊那市民の会は1987年に発足し、3年後の1990年に、この丸山公園に平和の塔が建立されました。
塔の上部には原爆の火が灯されています。
運営委員長の建石繁明さんは「核兵器を廃絶し、戦争のない平和な世界の実現をめざし、さらに活動を進めていきたい」と話していました。
参列者は平和の塔に花を手向け、手を合わせて世界平和を祈っていました。