盆休みをもう一日「盆正月」
盆休みの延長を求め、区役員の家を封鎖する南箕輪村田畑地区の伝統行事「盆正月」が16日に行われました。
16日の夜8時半過ぎ、作業が始まりました。
本来は区長の自宅を封鎖していますが、新型コロナの影響で3年連続で田畑公民館のみで行われました。
「盆正月」は、盆休みを一日延長してもらおうと地区の伝統文化を守る会が毎年8月16日に行う田畑の伝統行事です。
公民館にある子どもみこしや門松など備品を使って入り口をふさいでいました。
最後に石灰でお正月と書いて封鎖は終わりました。
一夜明けた午前8時半。
田畑区長の加藤三明さんが田畑公民館へ様子を見に訪れました。
公民館入口には門松や地区の祭りで使う子ども神輿などが並べられていました。
公民館の入り口をバリケードで封鎖された様子を見て加藤区長は盆休みの延長を地区役員に伝えていました。
バリケードは区長など役員が2時間ほどかけて片付けたということです。