ドローンと災害バイク隊が連携し孤立集落を支援
伊那市のドローンを使った買い物支援サービス「ゆうあいマーケット」の取り組みと職員有志で作る災害バイク隊が連携し、災害時に孤立した集落に物資を届ける訓練が23日初めて行われました。
訓練は、大型の台風の接近のため、大規模な土砂流出があり、長谷の集落が孤立したとの想定で行われました。
市の職員で作る伊那市災害バイク隊が長谷に向かって出発しました。
伊那市長谷中尾座です。
孤立している中尾地区の住民にドローンとバイクが連携し支援物資を運ぶ訓練です。
ドローンで運ばれてきた支援物資をバイクに乗せ、災害バイク隊の隊員が住民のもとへ向かっていきました。
この様子は、スマートフォンで撮影し、市役所の災害対策本部に中継されました。
去年9月の大雨では長谷中尾で土砂流出があり、現場より奥の集落が一晩孤立しました。
訓練は、全国的に多発している大雨による洪水災害に対応しようと行われたもので、初動対応や体制づくりなどが確認されました。