高遠高校の生徒が若者向け松葉炭酸水開発へ

伊那市高遠町の高遠高校文理進学コースの２年生は、アカマツの葉を使った若者向けの「松葉炭酸水」の開発に取り組みます。
３０日は、「地域の科学」の授業を選択している生徒たちが、藤沢里山再生協議会が販売している松葉炭酸水を試飲しました。
この松葉炭酸水は、藤沢のアカマツの葉の粉を使って飲料にしたもので、今年１月から販売しています。
３０日は藤沢里山再生協議会の巣山(すやま)真由美(まゆみ)さんから、地域のアカマツを活用するためにこの飲料を作ったことなどについて話を聞きました。
高校生たちは、若者向けの松葉炭酸水の開発に取り組む第一歩として今日試飲を行いました。
藤沢里山再生協議会が販売している飲料に甘味はなく健康志向の人に好評だということですが、生徒は若者が親しみやすい味の高遠高校バージョンを開発します。
今後は甘味料の種類や量、松葉との割合を検討していくということです。
高遠高校バージョンの松葉炭酸水は今年度中の商品化を目指します。