防災の日 南部保育園と消防団が合同防災訓練
9月1日は防災の日です。南箕輪村の南部保育園では、消防団と合同の防災訓練が行われました。
訓練は、地震が発生し園内から火が出たという想定で行われました。
地震発生の放送が流れると、防災頭巾をかぶった園児たちは、机の下に入り、身の安全を確保していました。
避難の指示が出されると、園児達は外に避難しました。
泣いている園児もいました。
合同の避難訓練は、新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに行われました。
南部保育園では「訓練を通して、自分の命は自分で守るということを幼少期から教えていきたい」と話していました。
数分後、通報を受けた消防団が到着して、放水が行われました。
その後の反省会で、南箕輪消防団第三分団の福澤亮分団長は「みなさん上手に避難が出来ていました、きょうのように先生の話をよく聞いて動くことが大切です。」と話していました。
みのわテラスで合同防災訓練
1日はほかに箕輪町のみのわテラスで指定管理者の合同防災訓練が行われました。
敷地内にある農産物直売所やレストランなど4つの施設の従業員およそ15人が参加しました。
駐車場にある消火栓に20メートルのホースをつなげて放水を行いました。
消防団の経験がある従業員から説明を受けながら訓練をしていました。
みのわテラスでは、客の避難誘導の手順や消火設備の確認を毎月行っていますが、更に従業員同士の連携を深め、災害時に備えようと合同訓練を毎年行っています。
消火活動には、ホースを出す人、火を消す人、指示を出す人の役割分担が大切だということです。
ほかに施設の防災設備を管理している業者から、消火器の使い方を学びました。
火災発生時には「迅速な119番通報と初期消火を同時に行うことが大切だ」と話していました。