大学生が砂防施設見学
砂防について関心のある大学生が、伊那市長谷の美和ダム内に令和2年度に完成したストックヤードを26日、見学しました。
日本大学、鹿児島大学の学生2人と信州大学の大学院生1人が参加しました。
天竜川上流河川事務所は学生が砂防事業について学ぶことができる「キャンプ砂防」を主催しています。
キャンプ最終日の26日は、美和ダムのストックヤードを見学しました。
三峰川総合開発工事事務所の職員がストックヤードの概要や仕組みを紹介しました。
この施設は、美和ダムの土砂を一時的にためておき、大雨時に水の勢いを利用して土砂バイパストンネルに流すもので、容量は約3万立方メートルです。
三峰川は多量の土砂を含んでいて、今後もダム機能を維持していくために令和2年度に作られました。
ストックヤードは、国内初めての施設だということです。
天竜川上流河川事務所では、「施設見学を通し、将来の職業選択に役立ててもらいたい」と話していました。