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箕輪中部小学校 命の大切さについて学ぶ

箕輪中部小学校 命の大切さについて学ぶ

箕輪町の箕輪中部小学校で、かつて児童・生徒などが犠牲となった遭難事故について学ぶ「命の大切さについて考える集会」が7日に開かれました。
集会は、新型コロナ対策のためオンラインで開かれました。
集会では、6年生がかつて起きた駒ヶ岳集団登山での遭難事故と、新潟県直江津での事故について話をしました。
大正2年、1913年の8月26日、当時の中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳集団登山で、山の上で暴風雨に遭い、11人の生徒と教諭が犠牲となりました。
また、昭和17年、1942年9月13日には、当時の中箕輪国民学校の修学旅行で、新潟県直江津を訪れていた児童のうち、5人が高波にさらわれて犠牲になりました。
箕輪中部小学校では、これらの事故が二度と起こらないように児童たちに伝え、命の大切さを学んでもらおうと、毎年この集会を開いています。
また、今年7月の6年生の修学旅行では、事故後初めて直江津を訪れ、事故が起きた海岸の見学や献花を行ったということです。
集会のあとは、各クラスで意見発表を行いました。
箕輪中部小学校では、13日の「直江津遭難の日」に慰霊祭を行うということです。
 
 

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