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太陽光発電計画 市長「条例逃れだ」

計画地を分筆し隣接者との同意を不要に・・・

太陽光発電計画 市長「条例逃れだ」
太陽光発電計画地(2021年11月撮影)

伊那市内で計画されている太陽光発電施設で、計画地の一部を分筆し市の条例で定められている隣接地所有者との同意を実質的に不要とする計画が進められている事について、白鳥市長は「条例逃れ、弁護士と相談し対応したい」と話しました。
この太陽光発電施設は、県外の業者が伊那市内の山林で計画しているものです。
市の太陽光発電設備に関する条例では、計画地の隣接地となる 4メートル以内にある土地や建物の所有者との同意を義務づけています。
この業者は、計画地の隣接地にあたる部分を巾4メートルで分筆し、別の業者の登記にしたという事です。
これにより、業者間での同意により条例の要件を満たすことになり、住民の同意が不要になるという事です。
白鳥市長は「この手法は条例のがれだ。法的な対応について、弁護士と協議したい」と話していました。
伊那市によりますと、この太陽光発電施設に関する許可申請は提出されていないという事です。
 

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