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春近発電所が改修工事前に見学会

春近発電所が改修工事前に見学会

運転開始から64年を迎え大規模な改修工事が行われる、伊那市東春近の春近発電所で、11日に見学会が開かれました。
伊那市東春近田原にある春近発電所は高遠ダムから取水して発電を行うダム水路式発電所です。
11日は発電所の内部が公開され親子連れなどが訪れていました。
水車発電機の水車を回すための主軸が実際に回っている様子を見学していました。
春近発電所は昭和33年の運転開始から64年を迎えました。
改修工事は11月から予定されていて、建物自体は取り壊さず、内部の発電機や変電所を新しくするということです。
現在の最大出力は2万3,600キロワットでおよそ2万6,000世帯分の年間発電電力量です。
改修後には最大出力は2万5,300キロワットとなりおよそ3万世帯分の電力量になるということです。
発電所は11月に稼働を休止して、公園や災害時に対応する小水力発電棟の建設も行われます。
新しい発電所は令和7年4月の運転開始を予定しているということで、13日には起工式が行われます。
 

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