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価格高騰 汚泥肥料に注目

価格高騰 汚泥肥料に注目

ウクライナ情勢などの影響で化学肥料の価格が高騰する中、伊那市の伊那中央衛生センターの汚泥で作った肥料バチルエースが注目を集めそうです。
伊那中央衛生センターでは、し尿処理した後の汚泥を20日間かけて発酵熟成させた肥料バチルエースを1998年から販売しています。
価格は、1袋20㎏入り200円です。
一般で販売されている肥料の半額ほどで、低価格の肥料として経費削減や化学肥料の使用量の低減にもつながると期待されています。  
また、肥料には窒素やリンが豊富に含まれている他、商品名にもなっているバチルス菌は、タンパク質などの分解能力が高く、土壌改良や連作障害防止の効果に期待できるということです。
伊那中央衛生センターでは他に、活性汚泥を脱水させた「脱水汚泥いな」の無料提供や無料散布も行っています。
バチルエースは、年間およそ3300袋を製造していて、昨年度は2500袋を販売したということです。
バチルエースは、伊那中央衛生センターで購入できます。
 

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