伊那市高遠町・長谷の砂防堰堤４基完成報告会

天竜川上流河川事務所が土砂災害被害の軽減などを目的に、伊那市高遠町と長谷に建設した砂防堰堤４基の完成報告会が７日に開かれました。
７日は伊那市長谷の長谷公民館で完成報告会が開かれ、伊那市や天竜川上流河川事務所の関係者などおよそ３０人が出席しました。
完成したのは、伊那市長谷黒河内の穴沢(あなざわ)砂防(さぼう)堰堤(えんてい)、屋(や)合沢(ごうさわ)砂防(さぼう)堰堤(えんてい)、伊那市高遠町藤沢の小田井(おたい)入沢(いりざわ)砂防(さぼう)堰堤(えんてい)、一(いち)長沢(ながさわ)砂防(さぼう)堰堤(えんてい)の４基です。
平成２９年度から工事が始まり、令和３年度にすべて完成しました。
天竜川上流河川事務所の佐藤保之(さとうやすゆき)所長は「砂防堰堤４基が同時に完成したことで、自然災害から地域の安心安全を守りたい」とあいさつしました。
砂防堰堤は、国の防災・減災・国土強靭化予算を活用し、総事業費はあわせて、およそ５０億円となっています。