南箕輪村公民館物作り体験講座「コサージュ作り」
南箕輪村公民館で11日、本年度最後の物作り体験講座があった。卒業式、入学式シーズンに合わせた「コサージュ作り」を子どもから大人まで20人が楽しんだ。
講師は、伊那市で日本手芸協会トールペイント認定教室プリムローズを主宰する大洞かずよさん。花束のラッピングなどに使う麻のシナマイロールで作る巻きバラのコサージュを教えた。
シナマイロールの造花は、阪神淡路大震災後、花が入荷してこない状況下で、花屋が被災者を元気づけたいと店にあったシナマイロールで花を作ったのが始まりという。
巻きバラはピンクと白の2色で花とつぼみ、葉は緑で作り、リボンで飾って完成する。参加者は、シナマイを三角形に折り輪の部分を上にして端からクルクルと巻いてバラの花にするなど楽しく作っていた。
南箕輪小学校5年の唐沢涼君は、弟の翼君(2年)と参加。「細かいものを作るのが好き。葉の縁を巻くのが難しいけど、楽しい。できたら使ってみたい」と話していた。