伊那東保育所、野焼きで手づくりペンダントづくり
今しか作れないものを形に残そう竏窒ニ、卒園・進級記念に粘土のペンダントやお皿などを作製した伊那東保育所(園児87人、木下りつ古所長)は9日、野焼きで作品を焼き上げた。
すべての園児が挑戦。握り型のついたペンダントや肘やひざの形でつくったお皿など、その園児にしかできないものを作製し、年齢と名前を書き込んだ。
園児たちは、困ったことや悲しいことがあった時でもパワーをもらえるよう、粘土をこねるときにパワーを込めた。
焼き上げ作業は、地面に掘った穴の中で焼く「野焼き」を選んだ。小名木伸枝土保育士は「今の子どもたちは土や火と直接かかわることも少ない。でも、こうしたものは生きていくうえでの基本。そうしたことを伝えていきたい」と話していた。
火入れをすると、園児たちからは歓声が挙がっていた。