どんどん亭に向けそば打ち特訓
信州大学農学部の学生は、29日から始まる高遠城址公園の新そば祭りにあわせ、高遠町の環屋で、手打ちそばを提供します。
6日は、学生6人が高遠町のそば店「壱刻」の店主山根健司さんから熱血指導を受けました。
山根さんは、店を営む傍ら、信州大学農学部の博士課程でそばについて学んでいます。
学生6人は、同じ研究室に所属していて、そばの打ち方などを教わりました。
この研究室では、40年ほど前から、学祭で「どんどん亭」として、手打ちそばを提供しています。
しかし、新型コロナの影響で学祭が中止となっていたことから、2年前から高遠城址公園の新そば祭りにあわせ、環屋でどんどん亭を開いています。
この日は、1.5キロ、およそ15人前のそばを打ちました。
どんどん亭では、通常のそばつゆの「そば御膳」、焼き味噌を使った「高遠そば御膳」の他に、つゆやデザートに芝平なんばんを使った「芝平なんばん御膳」の3種類の御膳が提供されるということです。
学生たちは、打ったそばを早速試食し、その出来映えを確かめていました。
「どんどん亭」は、10月29日、30日、11月5日、6日に伊那市高遠町の環屋にオープンし、1日60食の提供を予定しています。