手良小学校で長野県学校歯科保健大会
学校歯科保健の普及と児童生徒の健康増進を目的とした長野県学校歯科保健大会が27日に伊那市の手良小学校で開かれました。
伊那市での開催は昭和57年以来40年ぶりとなります。
大会は新型コロナの影響で規模を縮小して開かれ、上伊那郡内の養護教諭や栄養教諭、学校歯科医師など関係者およそ160人が参加しました。
歯と口の健康づくりに積極的に取り組む学校表彰が行われ、県歯科医師会の伊藤正明会長から賞状と記念品が手渡されました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは、優秀校に伊那市の手良小学校と長谷小学校が選ばれました。
奨励校には、箕輪町の箕輪西小学校が選ばれました。
また27日は公開授業が行われました。
このうち6年生は給食の献立表から、歯に良いものや歯を丈夫にするものなどを食材ごとに分けていました。
児童からは「にんじんはよく噛まないといけないので歯に良いものだと思う」「玉ねぎは虫歯の原因となるバクテリアを減少させる」などと付箋に書きこみ発表していました。
手良小学校は、令和3年度と4年度の公益社団法人日本学校歯科医会の「生きる力をはぐくむ歯・口の健康づくり推進事業」研究指定校となっています。