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国内初の施設 ストックヤード完成式

国内初の施設 ストックヤード完成式

美和ダムの土砂を一時的にためる国内初の施設、ストックヤードの完成式が6日に、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで行われました。
式には、国土交通省中部地方整備局や、県・伊那市の関係者などおよそ50人が出席しました。
ストックヤードは令和2年度に完成していましたが、新型コロナウルスの影響で完成式が延期されていました。
ストックヤード施設は、美和ダムの土砂を一時的にためておき、大雨の時に水の勢いを利用して土砂バイパストンネルに流すもので、容量は約3万立方メートルです。
美和ダムの上流は地質がもろく土砂が溜まりやすいということで、今後もダムの機能を維持していくために建設された、国内初の施設です。
三峰川総合開発事業促進期成同盟会会長の白鳥(しろとり)(たかし)伊那市長は「地域住民の安全・安心な暮らしを守るため、今後も治水・砂防事業が大事になってくる」と話していました。
式では、長谷中学校の生徒による南アルプス太鼓が披露され完成を祝っていました。

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