環境問題学習会
自らできるごみの処理を学ぶ
駒ケ根市の環境浄化を進める会・市と共催で12日、駅前ビルアルパで第1回環境問題学習会を開いた。市民ら80人が参加、駒ケ根市のごみ処理の現状や有用微生物の働きなどに理解を深め、ボカシによる生ごみ堆肥のし込みの実演を見入った。
家庭菜園部会長の井口真吾さんは「簡単!安全!ボカシによる生ごみ堆肥で家庭菜園を」をテーマに、ボカシを使った生ごみ堆肥のし込み、家庭菜園での使用法、生ごみ堆肥で栽培した野菜はなぜ、おいしいのか-について実演を交えて話した。
井口さんは「生ごみ堆肥のポイントに「新鮮、細かく切る、水分を切る」を挙げ、実際にボカシボックスに紙を敷き、生ごみに対しボカシは3-5%を入れ、生ごみとよく混ぜるなどし込みを実演し「バルブから水は毎日抜く。ボックスが満杯になったら、密閉し直射日光が当らない場所に置き、1-2週間で発酵、肥料になる」と管理にも触れた。
また、生ごみ堆肥は畑に穴を掘り、土と混ぜておく。動物などにいたずらされないように、トタンなどをかぶせて置くといいとした。
次回は26日午後1時30分から、駅前ビルアルパで、「EMボカシとは、みんなで挑戦、ボカシづくり」を予定。