女子小学生対象 硬式野球体験会
伊那市の中学生の硬式野球チーム「伊那ファイターズ」は、女子小学生を対象にした、普及イベント「私たちも硬い白球を追いかけたい」を南箕輪村の大芝公園野球場で19日開きました。
19日は上伊那を中心に南信地域の小学4年生から6年生の12人が参加し松本国際高校女子野球部や中学生の硬式野球チームに所属するメンバーと一緒に練習をしました。
普段はスポーツ少年団で野球をしているという事ですが、硬式ボールでの練習は初めてだという事です。
ゴロの捕球ではグローブは下から出す事や、硬式ボールは軟式より重いので練習前のストレッチはしっかり行い、体幹を鍛える事が大切だと教わっていました。
中学まで野球を続ける女子選手が少ない事から、「硬式野球」という選択肢を知ってもらおうと伊那ファイターズが初めて企画しました。
このチームには女子選手が2人所属していて、受け入れにあたりトイレや更衣室整備、力に合わせた練習メニューを取り入れてきたという事です。
県内には中学生の硬式野球チームが44あり、多くが女子選手を受け入れていて、高校では松本国際と佐久長聖に女子野球部があります。