縁起物製作所 しめ縄作りすすむ
師走を目前に控え、箕輪町沢の信州縁起物製作所では、正月飾りづくりが行われています。
21日は、代表の大槻清子さんら5人が神社や個人商店に納品する正月飾りを作っていました。
こちらは、南箕輪村の塩ノ井神社の鳥居につけられる注連縄です。
太い縄に、棒垂と呼ばれる細い縄5本と御幣4枚を取り付けていきます。
棒垂の形は神社ごと異なり、箕輪町の松島神社ではこのような形です。
家庭用の注連縄は、県内では塩尻市より北は棒垂が5本、中川村と松川町周辺は3本が多く、伊那地域は注連縄は少なくしめ飾りを飾る家庭が多いということです。
正月飾りで使用する稲わらは、町内にある40アールの田んぼで育てたものです。
穂が出る前の緑色の状態のうちに刈り取り、乾燥させて使用します。
正月飾りづくりは先月上旬からすでに始まっていて、県内の大型店への出荷分は18日に納品したということです。
正月飾りづくりは、12月中旬まで続くということです。