農福連携で野沢菜収穫作業
伊那市西春近の有限会社ぱぱな農園の圃場では、「農福連携」の一環で障害者就労施設の利用者が野沢菜の収穫作業を行っています。
22日は、伊那市や箕輪町の就労施設の利用者と職員あわせて16人が、およそ10アールの畑で作業を行いました。
野沢菜を収穫したあと根の部分を切り、葉を選別していました。
農福連携は、人手不足が課題となっている農業を福祉施設の利用者が手伝うことで、働く場所の確保や工賃アップを目指すものです。
就労施設の支援を行う、長野県セルプセンター協議会がコーディネーター役となり、農家や農業法人と施設を結び付けています。
ぱぱな農園では、上伊那の施設と連携し野沢菜収穫を行っていて、今年で3年目です。
今年は上伊那の8施設が作業を行い、ぱぱな農園で収穫される24トンのうち、およそ半分を農福連携で収穫することになっています。
収穫した野沢菜は、来年1月中旬から、全国のかんてんぱぱショップで野沢菜漬けとして販売されるということです。