宮田村の人事異動
宮田村は13日、4月1日付けの人事異動を内示した。酒井一衛総務課長が退職し、課長級3人が配置がえ。全国的にも極めて珍しい女性の議会事務局長が誕生する。「自立推進で、将来的にさらに力を発揮できる体制」(清水靖夫村長)をねらい、若手や同じ職場に長い年数在籍した職員の異動が目立つ。
総務課管理財政係長の高橋克実氏(52)が課長級に昇格し、教育次長。現職は在籍7年と長かったが、1972年の入庁以来初めての教育行政に携わる。
総務課長は議会事務局長の矢田典和氏(55)。同局長の後任は昨年同村初めての課長級となった教育次長の大澤啓子氏(56)が就く。
県町村議会議長会事務局によると、現在県内の町村議会では女性の事務局長はいないという。過去にも数少ないとみられ、「全国的にも女性の議会事務局長は特別職より少ないのでは」としている。
また、19人の係長級は12人が異動するが、課内の配置がえや機構変更などに伴う役付けがえが中心。係長級以下の異動名簿は後日掲載。