10月月間有効求人倍率 1.54倍
上伊那の10月の月間有効求人倍率は、前の月を0.03ポイント上回る1.54倍となりました。
10月の月間有効求人数は、3,837人、月間有効求職者数は2,492人で、月間有効求人倍率は1.54倍となりました。
全国は1.35倍、県は1.59倍となっています。
雇用情勢については、「一部に弱い動きが続いているものの、着実に改善が進んでいる」と判断を据え置いていますが、「引き続き新型コロナウイルスや国際情勢の動向が雇用、特に求人に与える影響を注視する必要がある」としています。
ハローワーク伊那では「新型コロナの影響で求人が落ち込んでいた卸売業やサービス業は回復傾向にあるが、安定しないため、引き続き的確なマッチングをしていきたい」と話していました。
また、来年春の新規高校卒業者の就職内定率は10月末現在83.7パーセントで、去年の同じ時期と比べ2.3ポイント高くなっています。
ハローワーク伊那では「就職希望者が全員就職できるように、関係機関と連携しながら取り組んでいく」としています。