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第20回伊那市ボランティア研究集会

第20回伊那市ボランティア研究集会

 第20回伊那市ボランティア研究集会が11日、市総合福祉センターであった。民生委員やボランティア関係者約180人が集まり、子どもの成長を地域としてどのように支えていけるかなどを話し合った。市社会福祉協議会など主催。
 カウンセラーとして子育て支援などに携わっている飯田女子短期大学の兼任講師・辰野恒雄さんが、子育てに果たす地域の役割などについて講演=写真。辰野さんは「現代の親は、子どもについてあまり知らないが、夫婦だけで子育てをしようとする傾向にあり、不安を抱えている」とし、近所が近く、地域で子育てを支え合っていた昔を振り返った。
 現代でも地域が積極的に子育てを支えていく必要性にふれ「世間話やあいさつなどで日ごろからつながりを持ち、その中で気付いことに対して助言してあげることがボランティアなのでは」と投げかけた。
 分散会もあり、地域ボランティアについて参加者それぞれが話し合った。

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