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来年度からドローンによる橋梁点検などを計画

来年度からドローンによる橋梁点検などを計画

伊那市の白鳥(しろとり)(たかし)市長は、新産業技術を活用した地域の課題解決として、来年度以降ドローンによる橋梁点検や、観光にモビリティサービスを活用したい考えを7日に示しました。
これは、7日開かれた伊那市議会12月定例会の一般質問で、議員の質問に対し、白鳥市長が答えたものです。
伊那市はAI(人工知能)やドローンといった新産業技術を活用した地域の課題解決に取り組んでいます。
来年度以降は、ドローンによる橋梁点検や、ICTを活用したモビリティサービス、移動手段を観光に取り入れたいとしています。
ドローンによる橋梁点検は、これまで人間が目視と機械で行ってきたものをドローンで行い、作業時間の短縮などが期待されます。
白鳥市長は「伊那市が地方から日本を支えるモデル都市となるように努めていきたい」と話していました。
 
また、きょうは他に伊那市の市道山寺上牧線に架かる水神橋について将来、環状北線の橋梁が完成したら、撤去する考えを示しました。
白鳥市長は「それまでは安全に利用できるように維持管理をしていきたい」と話していました。
 

木質バイオマス発電 令和6年度と8年度に導入へ

伊那市は令和6年度と8年度に、流木などを燃料とする木質バイオマス発電設備を導入する計画です。
白鳥市長は「これまで産廃として処理してきた流木を有効活用したい」と話し、ほかに「家屋の解体で出た木材や、間伐の枝葉なども活用していきたい」と話していました。
市では今後、木材の供給や受け入れ態勢、チップの製造についてプロジェクトを立ち上げていくという事です。
計画では、令和6年度と令和8年度にそれぞれ1台発電設備を導入し、発電容量は40~45キロワットを予定しているという事です。

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