トウガラシでほっとに!
信大農学部でウォームビズ
21日朝の伊那地域の最低気温は氷点下6.5度と、この冬一番の寒さとなりました。
南箕輪村の信州大学農学部では、学生にトウガラシを食べて体を温め寒い冬を乗り切ってもらう「ウォームビズ」の企画が行われています。
学食には、県内の企業や団体から提供された8種類のトウガラシ調味料が並べられ、学生たちは麺やごはん、みそ汁などに振りかけていました。
中には、高遠在来トウガラシ保存会から提供された「芝平なんばん七味」や「高遠てんとうなんばん七味」もあります。
ウォームビズは信州大学農学部環境学生委員会が、トウガラシの調味料で体を温めてもらおうと企画しました。
委員会では、この取り組みが節電に繋がればうれしいと話しています。
学生と企業をつないだトウガラシの研究をしている農学部の松島憲一教授は、かけすぎは逆効果になるので注意してほしいと話しています。
農学部の食堂は一般の人も利用でき、トウガラシの提供は来年1月末までを予定しています。