伊那市消防団出初式
伊那市消防団の出初式が8日行われ、団員らは地域防災への決意を新たにしていました。
伊那市消防団の出初式には、消防団と赤十字奉仕団などおよそ350人が出席しました。
8日は、春日公園第2駐車場で分列行進が行われ、伊藤徹副市長や日下部良也団長らの観閲を受けました。
分列行進を行うのは新型コロナの影響で2020年以来となります。
日下部団長は「今にも起こるかもしれない巨大地震や毎年のように発生する水害に対応するため、広報の強化や地域住民との一体的な防災活動が求められる。我々が自ら備え、学び、伝え、守るを改めて実行していかなければいけない」と訓示しました。
伊那市では去年1年間に31件の火災がありました。
伊那市消防フェスタ初開催
また出初式に合わせ、防火意識を高めてもらおうと伊那市消防フェスタが開かれました。
8日は、多くの家族連れで賑わいました。
訪れた子どもたちは、防火服を着たり、はしご車に乗車して記念撮影などをしていました。
会場では他に、消防団の団員が防災などについてのクイズを出題していました。
また、伊那市消防団音楽隊による演奏も行われました。
消防フェスタは、体験や学びを通して消防団の魅力を伝えようと初めて開かれました。