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冬の間も鳥にエサを 伊那西小でバードケーキ作り

冬の間も鳥にエサを 伊那西小でバードケーキ作り

学校林の再生に取り組む伊那市の伊那西小学校は、冬の間でも小鳥がエサを食べられるようにと、バードケーキづくりを17日に行いました。
この日は、全校児童60人が、6班にわかれ、バードケーキを作りました。
バードケーキは、鳥のエサのことで、今回は小麦粉をラードで固めた練り餌を作りました。
児童たちは、小麦粉やナッツ、3年生が育てたひまわりの種を袋の中で混ぜ合わせ、そこにラードを入れて練っていきました。
伊那西小学校では、学校林の松枯れが課題となっていて、その原因となる虫を食べるアカゲラという鳥を呼ぶ活動をしています。
アカゲラは、木の実は食べないということですが、ほかの小鳥が多く生息する場所に集まってきます。
そのため、学校林にほかの小鳥が集まるように、去年からバードケーキづくりを行っています。
小鳥にとって厳しい寒さとなる冬は、エサも少なくなり、命を落としてしまうことが多いため、安心して冬を越してもらおうというねらいもあるということです。
この日は、伊那市民大学で鳥について学んでいる大学院生2人も、バードケーキづくりを体験していました。
児童たちは、材料を練ったあと、まつぼっくりに詰めていきました。
この日作ったバードケーキは、今週中には校内の木に設置するということです。
 

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