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町図書館文学講座 担当編集者が作家の新人時代語る

町図書館文学講座 担当編集者が作家の新人時代語る

箕輪町松島出身で、大手出版社の文芸誌の編集をしていた、大槻(おおつき)(しん)()さんが、交流のあった作家のエピソードなどを語る文学講座が、地域交流センターみのわで1月19日に開かれました。
この日は、町内を中心におよそ40人が集まり、現在は東京で田畑(たばた)書店社長を務める大槻さんから話を聞きました。
大槻さんは、作家、小川(おがわ)洋子(ようこ)さんや角田(かくた)光代(みつよ)さんのデビュー当時の担当を務めていたことから、2人の新人時代などについて話をしました。
海外からの評価も高く、現在も親交が続いている小川さんについては、「観察することが好きで、自分の外側にある事柄から作品を書く才能がある」と評価しました。
ベストセラーを多く出している角田さんについては「ある編集者からの、ページをめくる手が止まらないような作品を執筆してほしいというアドバイスを受け、飛躍しました」と話していました。
大槻さんは、「編集者は、助産師のように作品が生まれてくるのを手助けすることが仕事です」と話していました。
この講座は、町図書館が、利用者に文学をさらに身近に感じてもらおうと初めて開きました。
 
 
 
 
 

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