避難所環境向上へ 箕輪で専門委員会発足
箕輪町の災害時の避難所での生活環境について検討する公募住民による専門委員会を20日に発足しました。
20日は、役場で避難所環境向上専門委員会の初会合が開かれました。
委員は公募による15人で、ボランティア経験者や防災士、区の役員経験者などです。
避難所ではトイレやキッチン、ベッドを災害発生後48時間以内に整える事が大切だとされています。
昨夜は、地震発生を想定し、社会体育館に開設した避難所での簡易トイレの設置場所や必要な数について検討するワークショップを行いました。
委員らは「女性用と、男女兼用を設置するべきだ」「トイレばかりではなく、授乳や食事のスペースも必要だ」などの意見を出し合っていました。
箕輪町は町や警察・消防、インフラ関係の企業で構成される、防災会議を設置しています。
町では、防災の知識や経験のある住民の意見を取り入れ、災害に強いまち作りを行おうと、今回初めて専門委員会を設置しました。
委員会は、月1回のペースで会議を開き、年内に検討結果をまとめ町長に提言を行うとしています。