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旧馬島家住宅でわら細工教室

旧馬島家住宅でわら細工教室

伊那市民俗資料館が主催するわら細工教室が、15日、高遠町の旧馬島(まじま)家住宅で開かれました。
教室には、市民14人が参加しました。
わらを使って、6つの米俵を組み合わせた「豊年(ほうねん)(だわら)」を作りました。
豊年俵は、6つの米俵と結びつけて「六俵(無病)息災」とも言われる縁起物だということです。
高遠町勝間に住む牧野(まきの)(あきら)さん90歳を中心に、縁起物を作った経験がある地域住民が手ほどきしました。
長さ5センチ、直径2.5センチほどの竹にわらを通し、両側から折り返して作ります。
牧野さんは、「折り返す際に、わらをきつく縛っておくと形が整います」とアドバイスしていました。
教室は、わら細工の技術を受け継いでいこうと、伊那市民俗資料館が去年から開いているものです。
15日と22日の2回を予定していて、半数以上が去年も参加したということです。
出来上がった豊年俵は、それぞれ家に持ち帰り飾ったるということです。
22日は、馬の置物を作ることになっています。

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