八十二銀行伊那支店 中学校で金融教育を初めて実施
伊那市の八十二銀行伊那支店は、中学校の社会科の授業で、資産形成や各種保険などに関する金融教育を30日に初めて行いました。
30日は、八十二銀行伊那支店のマネーアドバイザー三谷愛美さんらが長谷中学校を訪れました。
金融に関する授業を受けたのは、3年生8人です。
成人年齢の引き下げにより約3年後にはクレジットカードやローンなどを親の同意がなく契約できるようになることから、これらのことを中学生のうちに学んでもらおうと初めて企画したものです。
三谷さんは、25歳の平均的な家計収支を例にあげ、「給料が入ったらまず一定額を貯金にまわす『先取り貯蓄』をすることが資産づくりのコツですと話していました。
他に、人生で起こりうる様々なリスクについて考え、「国の社会保険では賄いきれない部分について保険をかけることが大切です」と話していました。
八十二銀行では今年度、高遠中学校と伊那西高校でも同様の授業を行うとしています。