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外国籍の人 困りごと解消へ

外国籍の人 困りごと解消へ

コロナ禍により行政などに外国人の生活の困りごと相談が多い状態が続いています。
多文化共生の町の実現を目指す箕輪町では、外国籍の人たちの困りごとを少しでも解消するため、日本語教室を開くなど様々な取り組みを行っています。
これは、箕輪町では毎週木曜日に、外国人を対象に開かれている日本語教室です。
去年12月末現在、ブラジル国籍やフィリピン国籍など782人の外国人が箕輪町に住んでいます。
教室では、日常会話や読み書きなど、テキストを使ってわかりやすく解説しています。
担当するのは、箕輪町役場総務課で多文化共生推進員を務める入倉(いりくら)()佐子(さこ)さんです。
地域日本語教育コーディネーターの資格を持つ入倉さんは、2020年12月から講師を務めています。
教室に通う外国人の多くは、20年から30年近く箕輪町で暮らしています。
 

外国籍の人 困りごと解消へ

これは、箕輪町の外国人相談件数の推移を表したグラフです。
青い線が2020年度、赤い線が2021年度です。
新型コロナの感染者が国内で発表された2020年1月以降、相談件数は増加しました。
現在も月に300件余りの相談があるということです。
相談内容の多くが医療についてや生活困窮だということです。

外国籍の人 困りごと解消へ

箕輪町では、生活に関することやイベント情報などをSNSで発信しています。
また、外国人住民が地域とのつながりを持つことができるよう、交流の場も設けています。
 

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