野口さん ZTF彗星と火星の撮影に成功
伊那市西箕輪のアマチュア天文家野口輝雄さんは、およそ5万年かけて地球に最も近づいたZTF彗星と火星を1枚の写真に収めることに成功しました。
こちらの写真は、ZTF彗星と火星が最も近づいた日に撮影したもので、彗星特有の緑がかった青色と赤色の火星のコントラストがうまく撮影できたということです。
ZTF彗星は、去年3月に発見されたもので、約5万年かけて地球に最も接近したということです。
野口さんは、地球に最も近づいたとされる1月20日から2月11日にかけて、5日間自宅などで撮影しました。
ZTF彗星は、2月いっぱい日の入りから月が出るまでの時間に双眼鏡で見ることができるということです。
なお、今後太陽系から離れていくため2度と見ることができないということです。