伊那市ドローン物流事業 北陸信越運輸局長賞受賞
伊那市が行っているドローン物流サービスが、物流事業の効率化や発展に貢献したとして「北陸信越運輸局長賞」を受賞しました。
16日は、伊那市役所で表彰式が行われ、北陸信越運輸局の平井隆志局長から白鳥孝市長に表彰状が手渡されました。
北陸信越運輸局では、物流事業の効率化や発展、最新技術を活用し環境保全に貢献した事業所などを表彰していて、今回伊那市のドローン物流サービス事業が選ばれました。
伊那市は、中山間地域の買物弱者解消のため2020年8月からこのサービスを始めました。
全国の自治体で初めてドローンを使った配送サービスを本格的に開始したことや、テレビで注文から決済まで行うことで、高齢者でも扱いやすい点などが評価されたということです。
白鳥市長は「今後も地域の課題解決をしながら、住み続けられる伊那市を作っていきたい」と話していました。
この日は他に、電気自動車の導入を進め、環境保全に貢献したとして、飯田市の南信州広域タクシー有限会社も受賞しました。
今年度の表彰は、運輸局の管内の長野・新潟・富山・石川の4県の中で、この2例だけだということです。