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伊那市一般会計当初予算案を発表

伊那市一般会計当初予算案を発表

伊那市は、総額367億5,500万円の令和5年度一般会計当初予算案を17日、発表しました。
17日は市役所で定例記者会見が開かれ、白鳥孝市長が概要を説明しました。
新型コロナ対策では、ワクチン接種事業や生活困窮者への食糧支援などおよそ1億円を計上しています。
福祉や移住定住などの主な新規事業です。
福祉関連施策は、公立保育園と私立保育園の給食のおかずなどの副食費の完全無償化に6,200万円。
市街地の移動困難者の支援を図る市街地デジタルタクシーの本格運用に2,300万円。
移住定住関連では、若宮団地内での若者・子育て向け住宅の建設工事に2億4,000万円。
新婚で39歳以下の世帯に住宅の賃借料や引越費用などを支援する結婚新生活応援事業に1,300万円。
産業振興関連施策では、南アルプス北部の玄関口、長谷戸台口の観光拠点施設整備や山岳観光の充実に2億円。
国の研究機関に保存されていた伊那在来そばの種子の栽培研究委託に150万円。
この他、戸草ダム建設再開を含む三峰川総合開発事業の促進に40万円。
高遠町総合支所、長谷総合支所の整備事業に4億5,000万円。
相談支援体制の強化を図るため、教育委員会内に子ども相談室を設置する事業に3,400万円などとなっています。
一般会計当初予算案は、市長選後に肉付けされた今年度の予算と比べて、20億9,000万円少ない367億5,500万円となっています。
来年度の一般会計当初予算案は24日から始まる市議会3月定例会に提出されることになっています。

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